財布に札束入れてると財布の雰囲気が違う。金運アップには多めに入れといた方が絶対いい。

財布にお金はいくらぐらい入れておくのが妥当か? という誰もが1度は考えたことのありそうな問題。あなたはどうされてるでしょうか。

私は現在、人生で2度目の「いっぱい入れておく」ことに挑戦(?)して、そろそろ1年ぐらいは経ったんじゃないかと思います。

この約1年間、財布を常にリッチな状態にしておいて、どうなったか?

いや、あまりこれといって分かりやすい変化は今のところ無いんですが、でも自分的にはもうこのいっぱい入れた状態は止めらんないなとも思っています。

なぜかというと、第三者から見ても分かりやすいこれといった変化はないものの、自分自身の内面的・感覚的な部分では明らかに大きな変化を実感しているからです。

この感覚的な違いをうまく表現できるかどうか分かりませんが、個人的に「絶対にいっぱい入れておいた方がいい!」と断言する理由を語ってみようと思います。

過去に一度「あるだけ使ってしまう」で失敗しました

ちなみに初めての「いっぱい入れておく」に挑戦したのは18か19の頃でした。その時は「いっぱい入れておく」に加えて「あえて一部を千円札で入れておくことで見た目的にもインパクトのある状態」でいました。

とはいっても10代ですから、せいぜい多くても10万円を、3万円分は千円札で、ぐらいの程度だったと思います。

で、その時はどうだったか?

その時は、まんまと「あるだけ使っちゃう」という残念な結果になってしまいました。

これは財布にいっぱい入れておこうか迷っている人の誰もが危惧することだと思いますが、その危惧することがそのまんま起きてしまいました。もうホント、減るのが早かったです。

「一部を千円札で」はよくない

頭の中がガキだったこともあり、たとえば買い物の時にレジ店員さんの目とかも意識して、それで一部を千円札にして札束がっつり入ってるよ感を出したかったわけですが、今となってはこれは完全にお金の貯まらない人間のパターンだったなと思います。

そもそも財布の中身を他人の目を気にしてどうこうするなんて、そんな残念な虚栄心があるままじゃ必ずどこかでカモにされるんですよね。ギリギリ手が届くぐらいのブランド物の何かを欲しくなったり、収入に見合わない一杯いっぱいのローンを組んで高い車を買ってみたり。

日常の中でも、そもそも持ってる額が小さいから規模は小さい話ですが、いちいち散財してしまう傾向にありました。ガキのくせに要らぬ外食が増え、少し高めのメニューを頼み、遊んでいても千円二千円の違いは全然気にならない感じになっていました。

……この、千円二千円の違いが気にならない感覚。これがヤバかったです。

千円札を何十枚もパンパンに入れていると、その枚数が多少減ってもあまり気にならないんですよね。だって、「千円札だから」。

結局自分としては気になるのは一万円札の残り枚数でしかなくて、千円札が残り何枚かなんてのはほとんど気にならなくなっていました。どうせ一万円札を1枚くずせばまた千円札は何枚も増えるものですから。

で、ふと気づくと「あれ、もう一万円札これしかない…」って状態になっていました。そんなことを何度か繰り返し、最後は確かもうその状態を維持できなくて止めたんだったと思います。

まさに、まんまと「使いすぎてしまう」危惧がそのまま当てはまったアホでした。

またチャレンジしたきっかけ

20代前半の頃、それまで長距離トラックの運転手をしている間に貯めたお金を持って、半年間ぐらい旅に出たことがありました。

出先で地元銀行に対応しているATMが無かったら困ると思って、確かちょうど100万円ぐらいの現金を財布に突っ込み、フラフラしていました。

その時は別にそのことに対して何も考えていなかったというか、財布に多めにお金を入れておくとかそういう意識じゃなく、純粋に「頼れるのはこの現金だけ」みたいな意識で大事に財布を抱えてただけですが。

30代になって、心が貧しくなっていることに気付いた

で、それから数年経ち30代になった頃、この時にはもう普通に生活しているので財布の中もわずかな現金しか入れておらず、ほぼ毎月のように「今月必要そうな分だけ」をATMでおろすような生活をしていました。

そんな時、ふと、20代前半のあの旅をしている時の「財布に現金がいっぱい入っている感覚」を思い出したのでした。なんとも言えないあの充実感というか、心に余裕をもたらしてくれるあの札束の存在感や、心強さを。

そして同時に、いつも月末には財布の中がすっからかんになる今の自分のお金に対する感覚が、なんだか少し卑しいというか、いかにも“不足している人”の持つ感覚に近いものなんじゃないかという気がしたのです。

たとえばお店でふとした瞬間に「なんでこの歳になってこんな数十円の違いを本気で気にしてるんだろう…」とか。アマゾンで欲しいもの見つけた時に明らかに自分の中で優先度の高いものなのに「5,000円かあ…」とかいって一瞬購入を躊躇したり。

もちろん無駄遣いがしたいわけではありません。今でも好きな缶コーヒーはコンビニで買わずにスーパーでまとめて買いますし、数十円でもムダに高いものを買うことをよしとしているわけではありません。

そういうことではなく、言うなればメリハリでしょうか。余計なものは余計なもの。必要なものは必要なもの。そんな当たり前のことも、財布の中が乏しい生活をしていると知らずのうちに「必要だけど、ん〜どうしよう…」みたいな。

逆に買う必要性はないものに対しても「3,000円かあ…じゃあ欲しいなあ」なんて調子で、金額次第で強い誘惑に襲われたりもしていました。

『貧しい人の家には余計なものが多い』とは言いますが、本当にそうだと思います。財布の中身につられて自分の心まで貧しくなってしまっているから、購買行動の判断基準が「価格」にかなり影響されてしまい、結果として無駄な買い物が増えていってしまうように思います。

ダメ元で再チャレンジ

「少なくとも今の俺のこの感覚はヤバいな」という意識があったので、20代前半のあの頃に感じた、あの心の余裕をもう一度味わいたいと思って、とりあえず財布に30万円を入れて生活し始めてみました。

ちなみに20代の“あの頃”は、結局半年後にも70万円近い現金が財布に残っていました。いくらかの収入もありつつだったのでそんなに残ったという側面はありますが、でもその頃に「1万円札を減らしたくない」という気持ちがあったからこそ無駄遣いがなく済んだというのも間違いなくあったと思うので、今回は数万円分の千円札でかさ増しするようなアホなことはせずに綺麗に万札だけで入れておくようにしました。

するとどうでしょう。

まず、先にも触れましたが、千円札でかさ増ししない方法は完全に正解でした。「万札ゾーン」と「千円札と五千円札ゾーン」に分けて入れてあるのですが、とにかく万札はできるだけ使いたくない・減らしたくないし、千円札もムダに入っていないから子供銀行券を使うかのようなアホな使い方は一切したくなりませんでした。


▲画像内の「現在は8割ぐらい減った状態」は、正しくは「8割ぐらい減ったと認識している状態」でした。あと少し減れば追加したい、という時期。数えたら残り11枚でした。

なんとも言えない充足感が心地いい

そして何より、なんと表現していいのか分からない満足感というか、充足感というか、心に余裕をもたらしてくれて、気持ちを少し前向きにしてくれるような、そういう感覚がとても心地良いなと感じています。

実際のところ、わずかなものです。こうして文字にして表すと少し大げさな感じになっちゃいますが、気持ちにもたらす影響は何かぐっと来るような明確なものがあるわけでもなく、じわりじわりと感じる、よく自分の精神状態を観察していないと気付けないような変化です。

でもそういうじわりじわりとした変化だからこそ、価値が大きいと思います。これが分かりやすくテンションがアガるような影響のあるものだったら、その反動で何か不利益も絶対に出てくるものですから。そういうことがないレベルの、じわりとした「気持ちを前向きにする力」「表情を明るくする力」みたいなものがあります。

財布に大金が入ってるだけで、無駄なものが欲しくなくなる

不思議なもので、財布にどっさり札束が入っているだけで、どうでもいいような無駄な買い物がめっきり減りました。しかもそれは我慢しているのではなく、むしろ前よりも欲求との葛藤に悩まされる機会がぐんと減りました。

これこそまさに、心が豊かになったことによる恩恵だなと、私は思います。

満たされていない貧しい心でいると、どうしてもあれもこれも欲しくなってきてしまいます。なんなら楽天やアマゾンを開けば端っから欲しくなってしまったりもします。コンビニに寄れば飲みたいわけじゃないのにジュースが欲しくなってしまったりします。

そこまで極端な状態になっている人がどれほどいるか分かりませんが、私はそんな状態の時もありました。そんなだから余計にか、今の自分の変化に驚いているし、この違いを味わってしまったからにはもう財布の中身を少ない状態に戻すことは恐ろしくてできません。

おわり:模索中の点

一応、私は今のところ30万円を目安にこれを実践しています。毎回、残りがあと数万円ぐらいに減ったらまた30万円を足して、みたいな形で。

でもこれ、どうなんでしょ。常に30万円を保つようにした方がいいんでしょうかね? その辺はまだ模索中です。

あまり過度に財布の中の残高を気にしていたくはないし、でもさすがに数万円にまで減ってから追加するんじゃお札が減った状態の期間もそこそこあるし、…どうなんだろう、と。

また最適と思える方法が見つかったらその時には記事にしたいと思います。

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