なぜかすぐ人とぶつかってしまう…人は考え方のクセを直すと人間関係が劇的に良くなる

なぜか、すぐに人とぶつかり合ってしまう傾向にある人、というのがいます。

仲のいい同性の友だちはもとより、同僚や、異性とでも、ある程度深い付き合いになると、別に悪気があるわけでもないしケンカしたいわけでもないのに、どうもなぜかすぐぶつかり合ってしまうという人がいます。

なぜ人とぶつかり合ってしまうのか。

すべてのパターンがこれに当てはまるわけではないけれど、一つのよくありがちな原因として、「正しさを求め過ぎる考え方のクセ」があります。

ここで言う正しさとは正義ではなく、「正確さ」のことです。

人付き合いが苦手だったり下手だったりする人の中には、親睦を深めるのに欠かせない「どうでもいい話」とか「くだらない話」なんかの中でも、いちいち無駄に正しさを求めてしまう人が多いです。

正確さを求めてお喋りするから、自分もあまりお喋りを楽しめないし、相手も楽しさ半減で、下手したら相手を疲れさせてしまいます。

正確さを求め過ぎていると話の内容が真面目な方向に偏りがちにもなるし、そうなるとそのお喋り全体までもがつまらないものになっていってしまいます。

原因はちょっとした「考え方の癖」だけなんですが、自分にそういう癖があると、勝手に相手も同じ正しさを求めていると思い込んだ状態で会話してしまうので、相手からしたら「いちいち細かい部分を突っ込んでくる奴」とか「いちいち否定してくる奴」に映ったりもしてしまいます。

悪気はなくただより正しそうな意見を述べているだけでも、相手からすれば自分や自分の意見を否定されているようで面白くありません。だからそんな会話をしていれば、相手には感情的に反発されてしまいます。

人と仲良くやっていくのが上手い人は何が違うのか?

人との他愛もないコミュニケーションで一番大事なのは、究極的には「楽しいかどうか」にかかっています。

「気が合うかどうか」というのも、突き詰めればそれは要するに喋っていて楽しいかどうかということでしょう。またお互いにどんな会話を楽しいと感じるかの感性や、何に関心を持っているかなども、要するに楽しいかどうかということにつながる一つの要素に過ぎません。

つまり、究極的には「楽しいかどうか」が一番大事で、その楽しさの種類として「気が合う」だとか「興味が合う」だとかがあります。

コミュ力の高い人は「ふんわりした土台」から「ふんわりした話」ができる

日常の中の他愛もないお喋りなんてのは、楽しければそれが最高です。正しさ、正確さなんてものはほとんどどうでもいいものです。

仮にお喋りが、真実ではない物事を土台にして、その上にさらに空想やイメージを膨らませてあーでもないこーでもないと笑いながら進んでいったって、面白ければそのお喋りはいいコミュニケーションになるでしょう。そこに正しさや真実は必要ありません。

真面目な話をする時にはマジメに、事実や正しさを大切にしながら話しても、普段のお喋りでは事実や正しさなんかは二の次で、楽しさを優先する。

本当にコミュニケーション能力の高い人にはそういう「場面に応じた切り替え」が自然とできる頭の柔軟さがあります。

正しさばかり求める人とは絡みづらい

正しさばかり求めてしまう考え方の癖がある人とは、周りは何を喋っていいのか困ってしまいます。

ファクトに基づいた情報交換や、蓋然性が高い仮説についての議論や、そういうことをしたいのであれば、それ相応の相手を探して見つけることからしなきゃなりません。

普通にお喋りしたいだけの友人知人は、たとえば話題のニュースについてお喋りするにも、さほど正しさや真実を求めてはいないのが大抵の場合です。

相手からすれば、たまに鋭いものの見方などに感心することがあったとしても、それ以上に、常に真実や正しさを求めて話を展開していく人とは単純に「話しづらい」ものです。

どうしたらもっと人間関係が丸く収まるか

正しさが求められていたり、正しさが最優先である会話なんて、日常の「コミュニケーション」と呼ばれるものの中には恐らく無いです。

業務上の必要なやり取りの中では正しさを優先するのが当然であり、だから正しさを求める考え方の癖がある人でも業務上の関わりなら他人と上手く関わることができます。

でも普通の会話やコミュニケーションでは、正しさを優先したり正しさを主張してくる人はちょっと面倒な人、ウザい人になる可能性が高いです。

「楽しさ」を第一義として人と関わる

コミュニケーションで一番大事なのは(広い意味での)楽しさなのですから、楽しさを求めながら人と関われば、それだけで人間関係の感触は全く変わっていきます。

何度も繰り返すようですが、人とぶつかりやすい人は正しさを求める「考え方の癖」があるので、そういう人は意識的に楽しさを求める必要があります。

「どうしたらこの人との会話を最高に楽しいものにできるか」
「どうしたらこの場を最高に楽しい瞬間にできるか」

そんなことを常に考えながら人と関わっていれば、必ず、そう時間がかからずに目に見えて変化が出てきます。

癖を直すのは考え方でもやっぱり大変で、というか目に見えない考え方だからとても大変で、ちょっとやそっとじゃ矯正はできません。

でも意識的に楽しさを求める考え方をしていれば、それだけでも結果は出てくるし、常に意識していれば次第にその考え方も板についてきます。徐々に自然と、正しさを求めようとする自分は引っ込んで、楽しもうとする自分が出てきやすくなります。

コミュニケーションのテクニックのようなものなんか一切不要で、自然と楽しいコミュニケーションはできるようになってきます。

おわり

「楽しさ」って万能で、正しさよりも上位のものです。なので楽しさを求める気持ちをどんな時でも忘れないでいれば、正しさが優先される場でも正しさに加えて楽しさがある人の方が、より人を惹きつける力があります。

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