ブランドロゴの「転写シート」というのでしょうか、アイロンで転写できるやつ。それを手に入れたので、どんなものか試しにナイキの袋にシュプリームのロゴをアイロンプリントしてみることにしました。
元の素材はこちら▼
長野県の軽井沢アウトレットで1,000円で買った、ちょっとした時に何かと便利な感じの袋?です。
これに、下図のシールの中から「Supreme」のロゴを切り取ってアイロンプリントしてみました。
結論としてはアイロンプリント自体はすごく綺麗にできて、ロゴプリントの見た目だけで言えば普通に見た分には誰も疑わないだろうクオリティに仕上がりました。
ということで以下、アイロンで転写する手順などを追って紹介してみます。
アイロンプリントでNIKEとSupremeのコラボバッグを自作
まずは使用するロゴの切り取りから。今回手に入れた転写シールにはSupreme以外にもナイキのマークとノースフェイスのロゴがセットになっているので、Supremeだけを切り取ります。
そうしたら早速アイロンで転写していくわけですが、今回は袋の素材がポリエステル100%なので、アイロンの適切な温度は「140度前後」とのこと。
今どきのアイロンって温度の設定が細かくできるんでしょうかね? 手元にあるアイロンは年代物の「高・中・低」の設定しかないものだったので、どのぐらいが適正な温度になるのかネット検索してみました。
「中温で160度」とのことなので、それより少し低めのところにアイロンの温度調整ダイアルを合わせて使ってみることにしました。
またアイロン台もないので、今回は厚めの本にタオルを巻いてアイロン台の代わりとすることに。
キツめに、しっかり目に巻いて、こんな感じに▼
この即席アイロン台を袋の中に入れて……
ロゴプリントを入れる位置をしっかり確認した上で……
アイロンで直接プレスしていきます。
ちなみにプリント先の素材がポリエステル100%以外の場合は、先に素材のシワを伸ばすために事前プレスを2秒ほど行います。
プレス時間は「10秒」を「2回」。今回このSupremeのロゴはアイロン底面より大きかったので、分割してアイロンプレスしました。
少しアップで見てみると、こんな感じ▼
フィルムを剥がして、仕上げのプレス
シートが冷えるのを待って、冷えたらフィルム部分を丁寧に剥がしていきます。
とりあえずここまでで、下図のようにほぼ完成した状態に。
ですがここでさらに、仕上げのプレスを「2秒」ほどします。私は今回仕上げシートなるものも一緒に付いてきたので、それを載せてアイロンプレスしました。
この仕上げプレス用のシートも、冷めてから取ります。
これで完成です。
アップで見てみるとこんな感じ。完全に自然です。プリントが薄いからか、元から入っていたナイキのマーク以上にナチュラルです。
アイロンプリントに興味のある友人に仕上がりを見せるため、居酒屋に持っていきました。
居酒屋の少し黄色がかった照明の中ではさらにナチュラルな感じに思えました。
仕上がりのクオリティに関しては普通に何も問題ないレベルです。
ただ本物のSupremeロゴと比べてみると…
ロゴの切り抜きの質そのものにちょっとマイナスな部分があるのに気づきました。「S」とかの曲線が、ちょっとだけカクついてて、よーく見てしまうと何かおかしい気がするかな、という感じ。
まあ現実的にはそんなじっくり見ることもないのでその点については特に問題無し、という気もしなくもないんですが。
プリンターの性能差が出る部分なのか、または型取る素材ロゴのサイズを大きいものを選んでおけば大丈夫なのか、よく分からないですけど何かしら改善のしようはありそうに思えます。
おわり
今回はシュプリームのロゴなので、好きな人にはすぐにパチもんだとバレてしまいます。なので遊びとして使える素材の袋を選びましたが、これ、ナイキのロゴなんかだと絶対に手作りのパチモノだとは気付かれないだろうなと思います。ノースフェイスはそれなりに素材を選ばないと違和感が出るかもですが。
ユニクロで買ったスウェット上下にナイキのロゴをプリントしてみようかな、なんてことを今は考えています。
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