正社員の求人倍率が1倍超え、失業率も2.8%に低下。でもその実体は…?

正社員の求人倍率が集計を始めた2004年以降で初めて1倍を超えたとのこと。1人の求職者に1つ以上の求人案件があるという状態。いよいよ人手不足状態も本格化してきた、という感じでしょうか。

正社員求人倍率、初の1倍超え=失業率2.8%に低下―6月

 厚生労働省が28日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の1.51倍となり、4カ月連続で改善した。1974年2月以来、43年4カ月ぶりの高水準。正社員の求人倍率は0.02ポイント上昇の1.01倍で、集計を始めた2004年11月以降初めて1倍を超えた。緩やかな景気回復を背景にパートら非正規社員だけではなく、正社員の人手不足感も急速に強まっている。

求人倍率はハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数を示しているとのことなので、この数値の上昇を素直に喜んで良いのかどうか、もしかしたら巷では「ハローワーク離れ」も進んでいそうだし微妙に感じるところはあります。

ただそうは言っても、ゆるやかな景気回復は数値上明らかなことだと思うので、あとは一部の業界や層の人だけでなく広く日本全体が景気回復を実感できるようになれればいいんですが。社会構造が昔とは違うからなかなかそういう状態にはなれないんでしょうかね。どうなんでしょう。

慢性的に人手不足な業界で、待遇改善できずに人手不足感が深刻化しているだけなのかも

ハローワークの求人で正社員の募集が、実際には派遣会社の求人が殆どなのだが・・

これ、詳しく話を聞いてみたいところですが、どういうことなんでしょう? 正社員という表記でたとえば自動車工場勤務だとして、それは「派遣会社の正社員」「仕事内容は自動車工場」という求人だったりする、ということなんでしょうかね。

もしそういう感じだったとしたら求職者としてはそんな求人がたくさん混じっている中から仕事を探すのは大変ですね。

労働者数が減って改善してるだけで、衰退加速してる。

↑良くお前みたいな因縁つけてくるヤツいるが就業者数自体は増えてるからな
その手の批判は見当違い

衰退はないでしょう。GDPもゆるやかな上昇というか横ばいというか、といった感じですし。

ただ、あらゆる業界で軒並み景気が上向いているかと言えば決してそんなことはない、というか逆にごく一部の業界が勢いあるだけでその他大勢は今までと変わらないというのが実情でしょうから、この手のニュースを素直に受け取れない人も大勢いるでしょうね。

リンク先飛んで本文確認したら、

「新規求人を業種別で見ると、自動車関連が好調な製造業のほか、人手不足が深刻な運輸・郵便業、建設業などで大きく伸びた。」

正社員でも薄給激務で体が続かないのばっかじゃん笑。こういう所は正社員でも使い捨て前提募集だそ!実際に経験したが。

こういう意見を聞くとこのニュースの見方が変わってくる気がします。
「求人倍率1倍超え!景気回復してるね!」という感じから一転、「人手不足が深刻な業界で労働力不足がさらに深刻化しているだけだった!」と。

私も運輸業界と建設業界は労働環境をそこそこ知っていますが、どちらも常時出ている求人なんかは中身がひどいものばかりです。どんなにキツい仕事であろうと、究極的には賃金さえ良ければ気力体力に満ちた若者の一部は喜んで働きに来るものだと思いますが、そういう若者を惹きつけるだけの報酬がないですからね。あるところは人が辞めないから求人が滅多に出ないし。

……………………

この手のニュースを素直に喜べないのが今の難しいところですね。昭和の時代なら単純に「景気が上向いている!わーい」だったんでしょうけれど。大企業は儲けても海外投資に資金を回してしまうし、国内だけで言えば循環不全が起きているように感じられます。

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