今から勉強するならどれがいい? コスパ重視で真剣に考えてみた。

大人になってから、転職のためや、より良い収入を得るために、何か勉強を始めたい・資格を取りたいと考える人は多いと思います。かくいう私もそんなことを考える人間の一人です。

とはいえ、あまりに難易度の高い技能や資格を習得するにはそれ相応の努力が必要になってきます。社会人となると何かと日常生活で疲れていますので、あまり大きなエネルギーを勉強に注げなかったりもします。

ということで、能力も環境も個人差がとても大きいのですが、とりあえず
コスパ最優先
で「今から勉強するならどれがいいか?」の情報を集めて考察し、まとめてみました。

ここで言う「コスパ」とは、学習に注ぐ必要のあるエネルギー量と、その学習から将来得られるであろう収入の大きさの比率です。あまりに簡単な資格を取ってもそれじゃ就職もできなかったりもしますが、それでもなるべく労少なくして益の多そうなものを厳選してみます。

個人の性に合う合わないの問題とかは何より大きいので、人それぞれ何の勉強がベストかは違ってくると思いますが、一つの参考情報としてどうぞ。

全部で10種類の資格や勉強の情報をまとめてみました。↓の目次でその種類を確認できます。ほとんど「何となく頭に浮かんだ」レベルで取り上げているだけなので、これらの資格を比較していることに特に深い意味はありません。

資格試験や技能習得のコスパを考えてみた

1.プログラミング言語

まず最初は個人的に大本命のプログラミング言語の習得。こちらは実は私自身、以前少しだけ勉強してみたことがあり、その時に登録した仕事紹介サイトからの反応の良さでコスパの良さを実感しています。

「30歳超えの未経験の初学者なのに面接のオファーこんなに来るの!?」と本当に驚きました。軽い気持ちで勉強を始めて、転職予定もないまま軽い気持ちでサイト登録していたのですが、一瞬「ちょっと試しに面接受けてみようかな…?」という考えが頭をよぎったりもしていました。

ただ地方だとどうしても求人が激減します。なので基本的に東京で働くことを前提に考えていた方が現実的です。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
55〜 ★★★★★  300万円〜1,000万円

プログラミングは、ちょっと触るだけなら初めはネット上で無料で学ぶこともできます。

リンク ITプログラマ・エンジニア向け転職・就活・学習サービスのpaiza
リンク TechAcademy [テックアカデミー]
リンク CodeCamp [コードキャンプ]

プログラミング言語ではどの言語を学ぶかも大きな問題ですが、個人的には今なら Python一択だと考えています。需要はますます増えていくことが予想され、収入面でもどこの調査でも軒並みトップの言語です。Googleが採用している言語としても有名です。

ちなみにPythonの学習に限って言えば↓のPythonに特化したオンライン学習サイトが良さそうです。

リンク オンライン学習サービス「PyQ™(パイキュー)」

2.外国語(主に英語)

外国語を学ぶというのも一つの手です。英語、スペイン語(話者人口トップ)、中国語、ロシア語、フランス語、…。

ブロガー目線で言うと、外国語を1つでもマスターしていればブログでのお小遣い稼ぎに幅が広がります。『海外の反応』みたいなブログは世間の関心が高く、誰でも更新できるものではないので、まとまった収益を稼ぎやすいタイプのブログの一つです。月間100万PVぐらいアクセスがあれば収益は30万円〜、上手にやれば月収100万円超も可能ですし、月間100万PVぐらいならそう難しいことではありません。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
62ぐらい(英検準1級) ★★☆☆☆ 300万円〜

学校で習う教科の一つとして勉強してしまうと苦痛でも、違う角度から入ると言語の勉強って結構楽しく感じる人が多いみたいです。特に女性は脳の仕組み的に有利だとか。

リンク (七田式英会話教材 7+English

喋れなくてもいいから、最低、読んで意味を理解できるようにさえなれば、個人で副業から始められるいろんな収益化の方法があると思います。頑張ればそういうのの方が普通に働きに出るより稼げるんじゃないかなと思います。

また英語の勉強とセットで(?)プログラミングも覚えたら、外資系の企業に就職したりまたは思い切って外国でプログラマーとして働くのもアリかと。年収が一気に上がる、経験者であれば1,000万円超えも可能だと聞きます。

3.ファイナンシャルプランナー(FP)

資格系の分野ではとにかくよく名前を見聞きする資格、ファイナンシャルプランナー。

ライフプランの設計を行うプロとのことで、税金や保険、年金などの幅広い知識を持つプロとして働ける資格です。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
58(保育士、手話通訳士、漢字検定準1級などとほぼ同程度) ★★★★☆ 300万円〜

就職先としては不動産会社、保険会社、住宅メーカーなど、また保険商品の代理店であったりその他何かしらの形でライフプランをアドバイスする立場での独立開業も資格活用の仕方としてあります。

リンク FP 通勤講座 – スマホで学べる資格講座

狙う就職先・転職先業界を絞って、関連資格も取りに行くつもりで勉強するのも良いでしょう。ライフプランの相談役として活躍するなら他に社会保険労務士を取得したり、不動産関係なら宅地建物取引士や不動産鑑定士、行政書士事務所などに勤めるのであれば行政書士や中小企業診断士。

その他にも関連する資格としては税理士や公認会計士、証券外務員や証券アナリストなどがあります。

4.税理士 or 公認会計士

めちゃくちゃ難易度は高いですが、環境が許すのであれば挑戦する価値は高い資格です。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
税理士75、公認会計士77(最高。国家公務員総合職試験と同等)
医師や弁護士より若干難易度が高い、というレベルです。
★★★★★
(選ばなければいくらでもあると言える)
平均年収は税理士が700万円、公認会計士が800万円ぐらい。
ただし勤め先によってもだいぶ開きがあり、たとえば大手監査法人に勤める公認会計士の平均年収は1000万円前後。

社会人になってから勉強するとしたら向こう何年間かの学習計画を立てて「10年後には…」というスケールで取り組んでいく必要があるかと思います。

簡単じゃないどころじゃない難易度ですが、学力に自信があって環境も許すのであれば、実際に30代になっても勉強している人の話をちらほら見聞きしますし、挑戦してみる価値があります。

リンク 税理士 通勤講座 – スマホで学べる資格講座

リンク 公認会計士講座|資格スクエア

また税理士事務所などは小さいところだと後継者がいなくて、今の先生がリタイアしたらそのまま廃業、なんてところも多くあります。そういうところに滑り込めれば(何らかの戦略を練って当たりをつけて狙っていく必要あり)、10年後20年後には今では想像もしていなかったような人生を送れている可能性も。

5.行政書士

法律関係の資格試験では人気が高いと聞く行政書士。実際のところ難易度の割に資格取得しても働き口がないという話もよく聞きますが、学歴みたいな“バカではないことの証明”とか、または次のステップへの初めの一歩として、という意味では価値があるかと思います。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
62(英検準1級と同等) ★☆☆☆☆ 350万円〜

扱える書類は数千種類以上と多いものの、行政書士だけでは完結できずに司法書士も通さなければならなかったり、といったことが多いのも現実。なので行政書士資格単体で就職を考えると意外と簡単には勤め先が見つからない可能性があります。

法律系学部の学生にとっては「とりあえずまず行政書士から」という感じで、司法書士や司法試験の前段階として捉えられているところがあります。でもだからといってちょっと勉強したぐらいで受かるほどの簡単な試験ではないので、価値がないわけではありません。

リンク 行政書士 通勤講座 – スマホで学べる資格講座

たとえば「会計とか数字を扱う分野はちょっと…」「プログラミングは全く興味が持てなくて」というのであれば法律系の行政書士も一つの選択肢として良いのではないでしょうか。

6.中小企業診断士

「この資格だけでは食えない」系の資格の代表格みたいな中小企業診断士ですが、これも学歴みたいな感じで“箔をつけるために”と割り切って考えれば全然アリです。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
67(獣医師、一級建築士と同等) ☆☆☆☆☆

一般的には中小企業診断士=コンサル業みたいな見方があるようですが、実際のところコンサルティング業界自体が有象無象の世界で、何とも言い難いものがあります。東大出がゴロゴロいるようなコンサルティング会社もあれば、コンサルティングとは名ばかりの実質的には営業会社なところもありますし。

ただ他の何かの資格と絡めれば、事業経営と無縁でいられる業界はないので、就職に有利に働く資格になります。

リンク 中小企業診断士 通勤講座 – スマホで学べる資格講座

何か特定の業界に入るためという資格ではありませんが、それでも国家資格である点は嬉しいところです。

7.宅地建物取引士(宅建)

ファイナンシャルプランナーと並んでよく見聞きする資格、宅地建物取引士。不動産業界自体が収入高めな印象もあり、人気なのでしょう。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
57(二級建築士、保育士などと同等) ★★☆☆☆ 350万円〜

試験は出題が50問で、約7割正解すればほぼ合格圏内。なので出題範囲の膨大さに圧倒されずに過去問をよく分析して学習範囲を間違えなければ、合格は比較的し易い資格かと思います。

リンク 宅建士 通勤講座 – スマホで学べる資格講座

資格を活かせる勤め先が限られてくるので、仕事の多さという点では有利度が低いですが、不動産業界でも仕事を探せるようになるという意味では価値があります。

8.マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

ワードやエクセルを使いこなせるPCスキルがある一定以上にあることをマイクロソフト社が証明する国際資格です。世界共通の認定証が発行されるので、世界で通用する資格です。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
恐らく50程度(最も平易な資格試験の部類) ★☆☆☆☆

これだけで就職は無理ですが、事務職などでは無いよりあった方が有利に働くことが考えられます。

求職者が職業訓練学校で学習することが多い資格です。

9.社会保険労務士

雇用保険・健康保険・厚生年金保険などの各種社会保険に関する書類作成・手続代行ができるようになる資格が社会保険労務士です。企業では人事・総務に資格保有者がいるイメージの資格です。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
65(気象予報士、一級建築士とほぼ同等) ★★★☆☆ 300万円〜

難関資格の割に「就職先・仕事の多さ」が星3なのは、社労士資格を持つ人には会社勤めしている人が多いからです。昇進や昇給のために資格取得し、勤務社会保険労務士として働いている人が多い資格です。

とはいえ税務関係の仕事なので独立開業しても比較的安定した収入を得られやすい部類の資格だとも言われています。顧問契約の形になるので。

リンク 社労士講座|資格スクエア

現実的には、現在の職であったり、転職するにしても人事部を狙う人が取得を目指すのが良いのかもしれません。

10.統計検定

まだ2011年に始まったばかりの検定ですが、“統計”とか“ビッグデータ”などの単語をよく見聞きするようになった昨今、将来性が期待されている分野の検定です。1級から4級まであります。1級は恐らく結構難しそうです。

難易度偏差値 就職先・仕事の多さ 就職時の見込み年収
他の資格試験と比べてどの程度の難易度か分かりかねるので、下に検定受験者の声を引用。 ★★★☆☆ 350万円〜

2級では大学の理系学部の1年生が「数理統計」で学ぶ程度の知識が要求されます。

引用:http://blog.mudatobunka.org/entry/2015/11/30/083409

これもこの資格だけを武器に就職しようというには、最難レベルの1級を取らない限りは難しそうです。そして1級は、なかなかの高い難易度であろうことが例題から見て取れます。

リンク データサイエンティスト育成スクール

リンク データサイエンティスト 通勤講座 – スマホで学べる資格講座

統計検定もPythonなどのプログラミング言語と一緒に習得すれば、その時には仕事が無いなんてことはあり得ない状態になりそうです。引く手数多の人材になれそうです。

まとめ

さて、ここまで10種類の資格試験や技能についてのざっくりとした評価や寸評?を並べてきましたが、どうでしょう。

こうして情報をまとめておきながら言うのもナンですが、改めて思うのは「結局やる気や情熱が続くものじゃないと厳しいよね」ということです。

やる気が無くても取得できる程度の資格を取っても、その資格さえあれば食えるなんてものは今の時代存在しません。また逆に資格の強さだけを考えて勉強を始めても、やる気が続かなきゃよほどの天才でない限りゴールまで走りきるのは無理だと思います。

とはいえ、そんな常識で最後を締めくくってもつまらないので、最後に『これぞコスパ最強!』という資格をあえて挙げてみます。あくまで私の私見ですが。

コスパ最強の資格試験は…

プログラミング言語の勉強

です。

具体的に言語は何が良いかは断言はできませんが、私なら100%『Python』を選びます。一つの言語に絞る必要もなかったりする分野なのですが、とりあえずPythonから入って、Pythonを軸にその他の言語も必要に応じて学んでいくのがベストかなと、ぼんやり想像しています。

実はPythonは日本の企業では求人が多いとは言えない言語なのですが、それでも将来性と、いざとなれば海外企業との業務契約や就職なども可能性の一つとして考えたりして、やっぱりPythonがコスパ最強だろうなと考えます。

あまりはっきりこういうこと書いていくと異論も噴出しそうなので控えますが、あくまで私の個人的な見解ではこういう結果になりました。

ただ、私自身がこれからちょっと勉強してみようかなと思っているのは「統計検定」です。

これは純粋に興味があるからでしかなく、まあFXトレードもしているのでそのトレードに統計の知識が何か活かせたらそれはそれで面白そうなんですが、今のところはトレード手法も固まっているし統計の知識が活かせそうな気はしていません。ただ純粋に勉強してみたい、というだけです。

よく「1月は勉強意欲の高まる人が多い(新年を迎えて気持ち新たに、的な)」というらしいですが、私はどうやら2ヶ月早くその状態になっているようで。とりあえず明日から軽く勉強開始の予定です。

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