【FX】ピンバー(PB)の活用例。エントリー根拠になるPBの見極め方

チャートのローソク足を見てトレードする場合、最も基本となるのが「横に引くライン」と「ピンバー(以下、PB)」ではないかと思います。

で、基本というのはやっぱり重要というか、結局のところどんな世界でも基本中の基本をしっかりマスターしていることが超々重要だったりするのは普遍的な事実だと思うので、今回はPBについて自分なりに解説記事を書いてみようと思います。

PBなんてしょっちゅう現れててアテにならないじゃん!
「PBを信頼しすぎて何度も損失を出したんだけど…」

という人はPBへの理解を深めるために一度目を通してみてください。

ざっくり「ピンバーとは」

クリックで拡大(以下、同じ)

上のチャート画像の矢印のところにあるローソク足がPBの一例です。

で、こういう形のローソク足がPBだということは知っていても
「こんなローソク足を根拠にトレードしてたら損失ばかり増えてしまうわ!」
と思う人も多いと思います。

でもこのPBも、たとえばこんな風に考えることで一つのトレードチャンスになったりします。

Aのラインは、この日なんとなく形成されている一種のサポートラインです。

そのラインを一旦下抜けて、「もしかしたらこれはこのまま下げて行くのか?」と思わせといて、結局は安値をちょっと更新しただけでその後は上昇していくというパターン。

この、【その後は上昇していくというパターン】であることに気づくための一つのヒントとして、PBが生きます。

移動平均線と絡めて信頼できるピンバーを見極める

相場観や裁量観と照らし合わせながらPBのPBとしての価値を見極めないとPBに振り回されてしまいます。

でも相場観や裁量観というのはなかなか上級のものというか、長いこと相場を研究し続けた末にやっと手に入るセンスのような部分でもあるので、一朝一夕には身につきません。

そこで、PBの信頼度を測るためのモノサシの一つとして「何か他のインジケーターと合わせて見る」という方法があります。その一つの方法が、移動平均線と合わせて見る方法です。

移動平均線に掛かっているPBだけをPBと定義する

下の画像は豪ドル円の5分足チャートに20日移動平均線を表示させたものです。矢印のところのPBが“移動平均線に掛かったPB”の一例です。

このPBが信頼に足るPBだと考える根拠は、単純にこんな考えからです▼

ネックラインというのはそれ単体でもとても意味のあるラインです。そのラインと、移動平均線と、PB。この合わせ技で信頼度が増します。

もしかしたらこういう局面ではアルゴリズムでトレードしている人たちの自動発注も入っているかもしれません。もしそういうのが入るポイントだとすれば、それはより安心して入れるポイントと言えます。その辺の(こういうポイントでアルゴリズム取引の発注が入るのかどうかの)確からしさは要検証ですが。

移動平均線を一つの指標とすることの利点

移動平均線のような“平均系”の指標を参考にするのはある意味危険と言えば危険な部分もあります。平均なんてアテにならないと言えばならないので。

ですがこのPBと絡めて移動平均線を利用する場合、単に平均値を求めるための指標として使うというより、『移動平均線にかかるPBの出現を待つ = 圧が溜まるのを待つ』という効用の方が意味合いとしては大きく、なので一つの参考情報として移動平均線単体やPB単体で見るよりはるかに信頼度が増します。(過去20本分の平均を示す線がローソク足に追いつくのを待つことで「圧が溜まるのを待つ」ことになる、という意味)

相場が動くべき方向へ動くために必要な圧が溜まるのを待つことによって、圧がまだ溜まっていなくて深い戻しに巻き込まれるといったリスクが減ります。また狙っている方向さえ正しければそちらの方向へ動いていく可能性がより高まるタイミングでトレードができるようになります。

過去チャートを検証していくと、ちらほら見えてくるものがある

この移動平均線の数値(20とか50とか自分で設定できる)は、何が正解というのはありません。自分であれこれいろんなスパンの移動平均線を表示させて過去チャートを検証してみて、このぐらいがいいかなというのを見つけ出したり、複数本表示させてまた少し違った見方でPBを定義したりするのもアリです。

またここでは今のところ5分足チャートで例示していますが、上位足でも同じようにあれこれ見てみるといいです。1時間足や4時間足で何か優位性を見つけ出すことができれば日々のトレードにおいて「今日はどちら向きの動きを狙う」という方向感を定めるための一つの武器になります。

ラインと絡めて信頼できるピンバーを見極める

もう一つ、PBの信頼度を見極めるパターンを。
PB以上にベーシックなチャート分析の武器『(サポレジ)ライン』と絡めてPBを見る見方についても紹介しておきます。(サポレジ = サポート&レジスタンス = 支持線・抵抗線)

下の画像は15分足チャートですが、矢印のところのPBが一つの根拠になります。

横のラインの引き方も人それぞれというか絶対的な正解というのは無いものなので難しい部分ではありますが、この例のラインは少なくとも私にとってはとても意味のあるラインに感じられます。

ラインの上側で何度か反発しているうえに、下側でも反発した動きがあり、この例は完璧な動きですが「そのラインがネックラインとして機能する」ような動きをしているのでとても良いです。

で、15分足でこのラインに支えられたPBの出現を確認した時に、さてどこでエントリーするか? ですが、そこで下位足の5分足▼を見てみます。

15分足で見ていると先に引いていたサポレジラインがネックラインとしても見れるのですが、5分足で見るとさらにまた別の、5分足レベルでのネックラインが生まれます。

流れとしては
「15分足で上げPBを確認。買い目線でチャンスを伺う」→「5分足でエントリー」
という感じの状況です。

ピンバー単体では何の役にも立たない

PBはそれ単体で見ても何の判断材料にもなりません。

  • その前の流れ
  • 他の指標との兼ね合い
  • 意識されるラインとの兼ね合い

などを通してPBがPBとして意味を持つかどうかを判断しなきゃなりません。

ランダムウォークの中で偶然形成されただけの“ただの形”なのか、はたまた何らかの理由があって“シグナルとして意味を持つPB”として形成されたものなのか。その違いを見極める必要があります。

おわり

意味のある、価値のあるPBが出現するのを頑なに待つのも一つの手です。

ですが、PBが形成される背景を考えて、たとえチャート上ではローソク足がPBの形にならなくとも、それと同じだけの価値がある動きをしている箇所をしっかり見極めていけると、さらにトレードチャンスが増えます。

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