チャート上で注文の入りやすい、意識される価格や水準についての勉強。

チャート上には損切りや利確の注文が溜まりやすい場所というのがあります。

分かっている人にとっては当たり前すぎる話ですが、こういうチャートの見方をしたことがないという人も案外いたりするものなので、チャートのどういう位置で注文が入りやすいか、この記事を書いている現在時点のチャートを元に紹介します。

注文情報について

どのぐらいのレートにどの程度の注文が溜まっているか? の情報は外為情報ナビというサイトにある注文情報を参照しています。

リンク 外為注文情報・FX取引データ | 外為情報ナビ | FX 外為どっとコム

直近の高値や安値

まずこの一番目立つ売り注文。

これはチャートで言うと下図のチャートのちょうど中央ら辺に位置するラインです。(ラインの色、見づらくてすみません。クリックで拡大表示できます)

ちょうど直近高値の辺りになります。ここに大量の売り注文が待ち構えています。

新規の売り注文と、買いポジションの利確売りの注文が、どの程度の割合で入っているのかは不明です。が、こういったところが“意識されやすい”というのは明確に分かるかと思います。

その後の79.00より上にも売り注文はそこそこ入ってはいますが、それでもこうした意識されるポイントを上抜ければ、その上抜けたことに何らかの意味があったり、なかったり。

買いポジションのストップ注文その1

次に、78.45に入っている売り買いの注文について。その上の78.50にもっと多くの買い注文が入っていますが、こういう .50 の水準というのは常にある程度注文が入っている(意識されやすい)ものなので、そこはスルーして78.45について。

チャートで見るとこんな位置になります▼

これは、今すでに持たれている買いポジションのストップ注文(損切り)がこの辺りに少し集中しているんであろうことが予想できます。

つまりそれは逆に言えば、このラインを下回って来たら市場参加者が下目線優位になりやすい、そういう可能性もある水準だということが言えます。

買いポジションのストップ注文その2

次に78.30の水準について。少しまとまった売り注文と、少し多めの買い注文がどちらも入っている水準です。

チャートで見るとこの位置▼

売りの注文は、恐らく買いポジションのストップが主。買い注文は、恐らく上目線の人たちの押し目買いのポイントとして意識されている水準になるのではないでしょうか。

一つ上の、78.45のラインは「逃げたくなるライン」、そしてこの78.30のラインは「買いたい人が買いたいと思うライン」。この微妙な違いがチャートを見ていて面白い部分の一つです。

この微妙な違いが分かってくると、たとえばスイングトレードぐらいのトレードであればこの「買いたい人が買いたいと思うライン」のちょい下に損切りラインを置くのがより適切だということが分かってきます。皆がつい逃げたくなるラインに自分も損切りを置いていたら、その損切りは狩られてそのちょい先で折り返す、なんてことになりやすいので。

より慎重な大口資金が狙う押し目買い水準

次に、注文情報が出ている範囲で最も低いレート78.20のラインについて。現在値からは少し離れているのに買い注文がたくさん入っています。

チャートでは下図のライン▼

いかにも強い反発がありそうな、今のチャートの形からすると押し目買いにもってこいなように見える水準です。

たとえば僕の見方で言えば、このラインから上が今の値動きのゾーン、このラインを下回ったらそこから今見えている安値までの間がまたゾーン、という感じに見えます。78.20のラインを境に、上のゾーンと下のゾーンで分かれているように見えます。

売り越しているポジションたちのストップ注文

最後に、注文情報が見える範囲の上限 79.20 ラインについて。買い注文の多さが目立ちます。

チャートではこんな位置▼

こんな高い水準になぜ突然買い注文が集中しているのか。正確なことは誰にも分かりませんが、恐らく売りポジションの損切り注文が溜まっている水準になるんじゃないでしょうか。

これもまた僕の見方で言えば、このラインを上抜けたら、その上のゾーンで価格が推移するようになりそうなので、その上下のゾーンの節目としての水準が79.20ぐらいとして意識されているのだと考えます。

おわり

こういうシンプルな「横のライン」というのは、見方を習得すればとても強力な武器になります。それだけでトレードしている勝ち組トレーダーも普通にいます。

もしトレード手法に多少の混乱などを感じている場合、一度こういう原点に戻って素直にチャートを見てみると新しい発見があるかもしれません。

シェアする

RSS/Feed

同じカテゴリーの記事一覧→ FXの話
使っている海外FX業者↓
使っている海外FX業者↓


トップへ戻る