SoftBank Air というお手軽に始められる自宅ネット回線の存在を知って、「自分の家では使えるのだろうか?」「対象エリアかどうか簡単に判定できる地図とかないんだろうか?」と気になる人もいると思うので、対象エリア内かどうかの調べ方について情報をまとめておきます。
と、もしエリア外だったとしても、「すぐ隣の住所ではエリア内なのに、なんで!?」なんてこともよくあり、そして実際に SoftBank Air の専用機器を隣町の友人から借りて電源を入れてみれば「やっぱり使えるじゃん!なにがエリア外だよ!」なんてこともよくある話なので、どうしても他にネット回線の選択肢がない人向けに『自宅住所がエリア外判定された時に無理やり契約する裏ワザ』を紹介します。
そしてついでに、上述のようにソフトバンク側のエリア判定は結構テキトーでアテにならない部分があるので、SoftBank Air のエリア内判定をされても電波が弱い自宅環境の特徴についても解説します。お試し利用している間に判断を下す、その時の判断材料の一つにしてみてください。
関連記事 SoftBank Air は8日間のお試し契約可能! 自宅の電波が弱かったら無料で解約できます。
ソフトバンクエアーのエリア判定マップ
現状、SoftBank Air のエリア判定に使えるお手軽な地図サイトなどは、公式にソフトバンクがサポートしているものとしては存在していません。
が、自宅住所が対象エリアに含まれているかどうかを簡単に調べることのできるページは用意されていますので、下記リンク先から自宅住所を探してみてください。
SoftBank公式 「SoftBank Air」4G住所別対応速度情報
「175Mbps」にしか対応していないエリアが最も電波の弱っちいエリアで、「350Mbps」にまで対応しているエリアはかなり電波が強いはずと考えられるエリアです。
ただもし自宅住所が「175Mbps」にしか対応していないエリアだったとしてもあまり気にすることはありません。僕の自宅も 175Mbps までしか対応していないエリア(地方都市)となっていますが、もう2年以上バリバリ使えていますので。また「350Mbps」に対応しているエリアはまだかなり限られた地域だけのはずです。
詳細な判定は申し込み時にしか分からない
今のところソフトバンクは、SoftBank Air のエリア判定の詳細な部分は公にしていません。
かなりピンポイントで「ここの家はOK」「でもすぐ隣のこの家はNG」なんて判定が出ている例も結構あるようで、でも試しにNGの家に専用機器を持っていって使ってみたら普通に快適に使えたりなんかもして、ソフトバンク社としても精度の高いエリア判定はできていないようですし、消費者側から見たら一体何を基準に判定を下しているのか疑問としか思えない部分があります。
恐らく地方ではまだそういうことは少ないのではないかと推測されますが、大都市周辺では、後述の「電波が弱い環境の特徴」に当てはまりやすいので、詳細なエリア判定の精度が低いのかもしれません。
まあでも、いざ使ってみてダメだったらキャンセルすればいいので、とりあえず申し込んでみて、詳細な判定でエリア内と判断されたら使ってみて、使ってみて快適かどうかを判断してみたらいいと思います。
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もし SoftBank Air が微妙そうなら、ドコモの電波を使ったモバイルルーターという手もあります▼
モバイルルーターの利点は「外出時も持ち歩いて使うことができる」という点。この点においては SoftBank Air 以上の良さがあります。外でのスマホ通信も容量を気にせず使えます。
逆に欠点としては、充電式なので、自宅で24時間いつでも WiFi 環境があるような状態にはしづらいという点です。
どちらにもそれなりの良さがあるので、環境や使い方に応じて検討してみてください。
「エリア外」判定された時の裏ワザ
自宅は回線の工事ができない。でもどうしても Wi-Fi を自宅で使えるようにしたい。
そんな人の場合、SoftBank Air を申し込んでみて、使えそうな場所なのにエリア外判定をされたら困ってしまうと思います。
そんな時の裏ワザとして、『友人や知人の住所を借りて契約する』という方法があります。
たとえば下記リンク先記事の方の例のように、電波強度が最強であるにも関わらずエリア外判定されることもありますので、どうしても、という人は試してみる価値があるかもしれません。
参考記事 SoftBank Airエリアについて – Ameba Blog
申し込み住所は必ずしも自分名義の住所でなくても良いらしい
ちなみに私もこの裏ワザについて気になったので、試しにソフトバンクのカスタマーサービスに問い合わせてみました。
『少し離れた祖父の家で使いたいのですが、どうすればいいですか?』的な質問で、自分名義でない住所での契約申し込みは契約違反に当たらないのかを確認してみました。
ちょっと意外な回答にも感じましたが、カスタマー担当の城さんによれば
ということのようです。
まあでも言われてみれば、たとえば離れて暮らす大学生の娘のために、アパートで使うネット回線の契約を父親が行うなんて場合、父親は契約時の住所記入欄に娘名義(学生の場合は割合としては少ないだろうけど、いるにはいる)の住所を記入することになるわけだし、別におかしなことでもないかもしれないですね。
友人に住所を借りるとすれば、「友人へのプレゼントでネット回線を契約」なんて体にでもなるでしょうか。笑
ちょっと現実にはなかなか聞くことのできない話ではありますが、別に問題なさそうと言えばなさそうな?
まあでも契約時の書類とかはその契約住所に届くことになるわけだし、よほど親しい友人か、なるべくなら親族の住所を借りておきたいものですね。
電波が弱い自宅環境の特徴
SoftBank Air の回線は無線の電波でネット通信する回線です。その電波にも規格によっていろいろ特徴はあったりしますが、無線電波に総じて言えるのは「基地局からの距離」と「障害物の有無」によって電波強度は変わってくるということです。
障害物を避けながら遠くまで電波を飛ばすことに優れている規格などもあるにはありますが、そうはいっても限界があります。またそういう電波はその特性の代償として何かしらの欠点があったりするものです。完全無欠の通信規格なんてものがもしあれば全てそればかり採用しますので。
ということで、SoftBank Air の電波強度も例に漏れず
- 基地局からの距離
- 自宅周辺に高層ビルや小高い丘があるかどうか
等といったことに影響されるようです。
このブログでは SoftBank Air についての記事をたくさん書いていますが、その過程でいろいろ口コミなどを調べていても、やはり「東京都心なのになぜ使えない!」といった、都民が SoftBank Air の電波強度の弱さを嘆いている口コミを目にすることが多かったです。
また同時に、住所がちょっとズレただけでエリア外と判定されてしまう事例が結構あるのはなぜなんだろうか? と考えてみた時に、一つの仮説として「周辺の建物の状況を鑑みて個別に判定しているのかもしれない」という可能性も考えられます。だから時に実際の電波状況とかけ離れた「電波最強なのにエリア外判定」なんてことも起きてしまうのかもしれません。
また「障害物」という面では、自宅の中でも専用機器(Airターミナル)の置き場所を工夫してみた方がいいです。
関連記事 専用機器(Airターミナル)の置き場所による電波強度の違いについて
おわり
過去に一度「エリア外」との判定を受けて申し込みできなかったような人も、今は着々とエリアが広がりつつあるらしいので(ソフトバンク側が判定基準を少し緩和しているとの話もあり)、再度申し込みを試してみるのも良いかもしれません。
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